秋の赤城山、今年はちょっと特別です。
赤城山頂の湿原「覚満淵(かくまんぶち)」は、湿原の草紅葉と周りの木々の紅葉が楽しめる秋の定番スポット。そして2026年の赤城山頂エリアには、新しい施設が次々とオープンしています。ほぼ日の「ほぼの駅 AKAGI」、スノーピークのキャンプフィールドとランドステーション。紅葉散策のついでに立ち寄れる場所が一気に増えました。
今回は、覚満淵の紅葉情報とあわせて、新しくなった赤城山頂エリアの施設やアクティビティをまとめてご紹介します。
🌾 覚満淵ってどんなところ?
覚満淵は、赤城山の大沼の南東、標高1,360mのところにある周囲約1kmの小さな湿原です。高山植物や湿原の植物が多く見られることから「小尾瀬」とも呼ばれています。
もともとは大沼とひとつながりの湖だったそうで、水が大沼へ流れ出て今の湿原になりました。湿原のまわりには木道が整備されていて、1周30〜40分ほどでのんびり歩けます。本格的な登山の装備がなくても、気軽に赤城山の自然を味わえるのがうれしいところです。
🍂 秋の覚満淵は「草紅葉」が見どころ
覚満淵の秋は、木々の紅葉だけでなく「草紅葉(くさもみじ)」が楽しめるのが魅力です。
湿原の草が、木々よりひと足早く黄金色に色づき、一面にじゅうたんを敷いたような景色に。そこへ、周りの山肌のカエデやツツジ、ナナカマドの赤やオレンジが加わって、秋ならではのグラデーションが広がります。
風のない日は湖面が鏡のようになって、紅葉が映り込むことも。また、早朝は霧が立ち込めることも多く、幻想的な景色を狙ってカメラを持った人たちが集まります📷
🗓 紅葉の見頃は10月中旬ごろ
赤城山は山頂から中腹まで約1,000mの標高差があるので、場所によって見頃がずれていきます。そのぶん、9月下旬から11月上旬まで長く紅葉を楽しめる山です。
覚満淵や大沼周辺の山頂エリアは、例年10月中旬〜下旬ごろが見頃。標高が高いので、平地よりもかなり早めに色づきます。ふもとの紅葉はまだ先でも、山頂はもうピーク、ということもあるので注意してください。
山頂エリアは市街地より8〜10℃ほど気温が低く、10月でも朝晩はかなり冷えます。フリースや薄手のダウンなど、しっかりめの防寒着を持っていきましょう🧥
🆕 2026年、赤城山頂エリアが新しくなっています
ここ最近の赤城山頂エリアは、群馬県の「赤城ウェルグラウンド構想」のもとで、新しい施設が続々と誕生しています。覚満淵とあわせて立ち寄りたい施設をご紹介します。
🏔 スノーピーク ランドステーション 赤城(9月19日オープン)
2026年9月19日にオープンしたばかりの、赤城山頂エリアの新しい周遊拠点です。覚満淵の入口近く、旧ビジターセンターがあった場所にできました。
観光案内所のほか、スノーピークの直営店、カフェ、コワーキングスペース、コインシャワー、コインロッカー、24時間トイレなどがそろっています。上毛かるたの「すそ野は長し赤城山」をモチーフにした大屋根と、ガラス張りで周りの自然を一望できる建物も見どころです。
カフェには、赤城山麓で育てたブランド豚と地元食材を使った「ヒュッテ ハヤシ カフェ」が入っていて、ホットドッグを中心としたメニューが楽しめます。覚満淵散策の前後の休憩にぴったりです☕
- 所在地:群馬県前橋市富士見町赤城山33-1(県立赤城公園内)
- 営業時間:9:00〜18:00(冬季は9:00〜17:00)
- 定休日:水曜日
- 主な設備:スノーピーク直営店、カフェ、観光案内所、コワーキングスペース、コインシャワー、24時間トイレ
🚉 ほぼの駅 AKAGI(4月24日オープン)
覚満淵を見下ろす鳥居峠に、2026年4月にオープンしたのが「ほぼの駅 AKAGI」。かつての赤城山のケーブルカーの駅舎を、前橋市出身の糸井重里さんが代表をつとめる「ほぼ日」がリニューアルした施設です。
「豚とキャベツ」をテーマにした料理やソフトクリーム、ほぼ日グッズの販売などがあり、眺望デッキからは関東平野を一望できます。条件がそろえば、眼下に雲海が広がることも。
鳥居峠は、覚満淵と大沼を見渡せる絶景スポットとしても知られています。覚満淵を歩いたあと、上から紅葉の湿原を眺めるのもおすすめです。
- 所在地:群馬県前橋市富士見町赤城山鳥居峠
- 営業時間:10:00〜16:00(L.O. 13:30)
- 休業日:不定休(SNSの営業日カレンダーを確認)
- 駐車場:約30台
※天候などで営業時間が変わる場合があるので、出かける前に公式SNSをチェックしておきましょう。
⛺ スノーピーク 赤城 キャンプフィールド(4月25日オープン)
大沼湖畔の高台に、2026年4月にオープンしたキャンプ場です。標高約1,350mの原生林に囲まれた林間サイトが中心で、手ぶらで楽しめるプランやドッグラン、隈研吾さんと共同開発したモバイルハウス「住箱(JYOBAKO)」での宿泊も可能です。
秋のキャンプは、紅葉に囲まれて焚き火を楽しめる最高の季節。ただし山頂エリアの秋の夜は冷え込むので、冬に近い防寒装備で出かけましょう🔥
- 所在地:群馬県前橋市富士見町赤城山1-22(県立赤城公園内)
- 予約:スノーピーク公式サイトなどから
🎣 秋の赤城山で楽しめるアクティビティ
ワカサギのボート釣り
赤城大沼では、9月上旬から11月末にかけてボートでのワカサギ釣りが楽しめます。紅葉に囲まれた湖の上で釣り糸を垂らすのは、秋の赤城山ならでは。大沼湖畔の食事処では、ワカサギを使った定食も味わえます🐟
鳥居峠の雲海
ここ数年、鳥居峠の雲海が注目を集めています。雨上がりや、急に冷え込んだ早朝に発生しやすく、秋は雲海が出やすいピークの季節。早起きして狙ってみる価値ありです☁
赤城神社と大沼散策
大沼に浮かぶように建つ赤城神社も外せないスポット。朱色の社殿と紅葉、湖のコントラストは秋の赤城山を代表する景色です。大沼は1周約5kmの遊歩道が整備されているので、時間があれば湖畔散策もどうぞ。
🚗 おすすめの回り方
午前中に覚満淵を一周して草紅葉を楽しみ、スノーピーク ランドステーション 赤城のカフェでひと休み。そのあと鳥居峠の「ほぼの駅 AKAGI」でランチをとりながら眺望デッキから覚満淵と大沼を見下ろし、午後は赤城神社と大沼湖畔を散策。こんなコースなら、新しい施設と秋の紅葉を一日で満喫できます。
紅葉シーズンの週末は、山頂エリアの駐車場や道路が混み合います。できれば午前中の早い時間に到着するのがおすすめです。
📍 覚満淵 基本情報
- 名称:覚満淵(かくまんぶち)
- 所在地:群馬県前橋市富士見町赤城山
- 標高:約1,360m
- 散策:湿原一周の木道あり(約30〜40分)、見学自由・無料
- 紅葉の見頃:例年10月中旬〜下旬(赤城山全体では9月下旬〜11月上旬)
- アクセス(車):関越道 赤城ICから約40分、前橋ICから約60分
- アクセス(バス):JR前橋駅北口から関越交通バスで「あかぎ広場前」まで約70分(直通の場合)
※バスは、旧ビジターセンター周辺の工事にともない「あかぎ広場前」止まりの運行となっていました。最新の運行状況は関越交通の公式サイトでご確認ください。
まとめ
黄金色の草紅葉が広がる覚満淵と、2026年に生まれ変わりつつある赤城山頂エリア。紅葉散策だけでなく、新しいカフェやショップ、キャンプ、雲海まで、今年の赤城山は一日ではもったいないくらいの楽しみ方ができます🍁
色づきが進む10月中旬、ぜひ新しくなった赤城山へ出かけてみてください!


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