毛布と炭火だけで過ごす、ひと夏の小冒険レポート
【体験談】「寝袋いらず!」群馬の夏キャンプが最高すぎた理由
最近、仕事でストレスが溜まりまくってて、ふと「一人でゆっくりキャンプしたいな」と思ったんです。
でも、キャンプギアを揃えるとけっこうお金がかかる。「寝袖なんて、群馬の夏なら要らないんじゃないか?」そんな軽い気持ちで始まったのが今回のキャンプでした。
実際やってみたら、これが大正解!群馬の夏は昼間は確かに暑いけど、夜になると本当に涼しくなるんですよ。毛布一枚で十分快適に過ごせました。
今回のコンセプトは「七輪と毛布だけの簡素装備で、群馬の自然と食材を満喫する」。テントも寝袋も使わず、車中泊で済ませて、浮いたお金を美味しい地元食材に回す作戦です。
「家の庭でやれば?」という考えもありましたが、やっぱり場所が変わると気分も変わって楽しめるんですよね。同じ七輪BBQでも、夜景を眺めながらの一杯は格別でした。
群馬には財布に優しいキャンプ場がたくさんあるし、地元スーパーには七輪で焼くと絶品になる食材がズラリ。これは地元民ならではの特権を活かした、等身大のキャンプスタイルだなと実感しました。
【コスパ最強】群馬の格安キャンプ場選び!実際に検討した4か所
群馬には本当に安くて良いキャンプ場がいくつもあります。今回検討したのは以下の4つでした。
県立赤城公園キャンプ場(無料・予約制・車中泊OK)
赤城山の中腹にある無料キャンプ場。さすが県営だけあって設備もしっかりしてるし、標高が高いので夏でも涼しく過ごせるのが魅力的。車中泊もOKなのが嬉しいポイントです。
良い口コミ:
- 「夏の間はここが一番ですね。無料だし。涼しい!」
- 「朝の気温です。別世界でしょ?寒いくらい。フリースを忘れたんですが、何とか耐えれました」
悪い口コミ:
- 「トイレやシャワーの清潔度が不十分で、不快な経験が続きました」
- 「設備の管理が甘いように感じられました」
注意点: 2024年11月で閉鎖。2026年春に「大沼キャンプフィールド」として新施設オープン予定
創造の森キャンプ場(600円・夜景が美しい)
榛東村にある格安キャンプ場。村外者でも1日600円という破格の安さ!しかも夜景が美しいことで有名なんです。
良い口コミ:
- 「夜はめちゃめちゃ静かで、ウワサ通り夜景も綺麗でした」
- 「夜景見ながらの燻製とビールは最高」
- 「人気があって、予約が取りにくいキャンプ場ですが、WEB予約が可能になり、空き状況が可視化されたので利用しやすくなりました」
悪い口コミ:
- 「車の乗り入れができません。だだっ広い場所なので、駐車場から遠いと大変」
- 「最近の傾向的に激混みかもしれません。利用するなら平日がベストなのかなぁ」
- 「前日に雨が降ると結構ぬかるみます」
金山の森キャンプ場(市外200円・シャワーあり)
太田市の金山にあるキャンプ場。市外料金でも200円と激安で、シャワー設備もあるのが嬉しい。
良い口コミ:
- 「森の中の静かな空気の中で自然を感じるキャンプを楽しみたいなら金山の森キャンプ場」
- 「芝生や多目的ホール、雨天活動場があり、のびのび過ごせるキャンプ場です」
悪い口コミ:
- 「山の斜面にできており、車で直接サイトやバンガロー近くまで乗り入れることができません」
- 「急な坂を徒歩で荷上げが必要になります。リヤカーを借りて運べるようですが、何回も往復しなければならないので結構キツい」
注意点: 現在イノシシ目撃情報により「テントを使用した宿泊は中止」中
角渕キャンプ場(無料・予約制・河川敷)
利根川の河川敷にある無料キャンプ場。川のせせらぎを聞きながらのキャンプは、自然を身近に感じられそうです。
良い口コミ:
- 「公営のキャンプ場で無料で使用できるんですが、ちゃんとトイレや水場なども使用でき、キャンプ場内もきちんと整備されていて、きれいなキャンプ場です」
- 「車で5分くらいの場所にコンビニやホームセンター、スーパーなどもあるのでなにかの時には便利」
- 「平日はガラガラの事が多くあり、結構穴場です」
悪い口コミ:
- 「トイレは…凄く汚い…トイレ以外はとても良かったです」
- 「民度の低さについて言及されていることが多く、利用者が多く集まる土日などは酷い賑わいに悩まされることがある」
- 「立木の枝を折って燃やしている人がいた」という利用者マナーの問題
【決定】創造の森キャンプ場を選んだ理由
今回は創造の森キャンプ場に決めました!
決め手は1日600円という手頃な価格と、何より夜景の美しさ。七輪で焼いた肉と酒を楽しみながら、高崎の街の明かりを眺める──これぞ群馬の夏キャンプの醍醐味だと思ったからです。
宿泊する場合は日付をまたぐので2日分の料金(1,200円)が必要ですが、それでもこの夜景とロケーションを考えれば十分コスパが良いと感じました。
アクセスも良くて、地元スーパーで買い物してからそのまま向かえるのも大きなポイントでした。仕事帰りでも気軽に行けるのがありがたい。
【七輪キャンプの持ち物】必要最小限で最大限楽しむ装備リスト
今回の装備はとにかくシンプル。「必要最小限で最大限楽しむ」をテーマにしました。
🔥調理・食事関係
- 七輪(実家にあった年季の入ったやつを拝借)
- 炭(ホームセンターで3kg入り1袋・約700円)
- トング、網
- 着火剤、ライター
- ホルモン、モツ、干物
- ビール、酎ハイ各種
- とうもろこし、みそパン
🛏️宿泊関係
- 毛布(夏用の薄手のもの)
- 上着(夜の冷え込み対策)
- ブルーシート(地面に敷く用)
- 車中泊用の簡易マット
🧴その他
- 虫よけスプレー
- LEDランタン
地元スーパー「フレッセイ」や「とりせん」で食材を調達。ホルモンは100g150円、干物は1尾200円程度と、外食するより断然安い。とうもろこしはフレッセイの地元農家さんコーナーで新鮮なものを、みそパンもフレッセイで購入しました。
炭は3kg入りを1袋購入。「一晩でこんなに使うかな?」と思いましたが、結果的にちょうど良い分量でした。
【実録】七輪で楽しむ群馬グルメキャンプの様子
夕方5時、いざ創造の森キャンプ場へ!
受付を済ませて場所を確保。早めに行くと「前日の方々が帰って行くのでその空いた場所を取れます」とのことで、街が見える端っこの良いポジションをゲット!
炭火起こしから始まる至福の時間
着火剤を使って炭に火をつける作業から、既にキャンプ気分が盛り上がります。炭がパチパチと音を立てて赤く燃え始めると、「ああ、始まったな」という実感が湧いてくる。
日頃の仕事のストレスなんて、この瞬間に全部吹き飛びました。
地元食材の真価を発揮!七輪BBQがヤバい
最初に焼いたのは豚ホルモン。七輪の遠赤外線効果で、表面はカリッと中はジューシーに仕上がります。脂が炭に落ちて立ち上る煙と香りがもうたまらない。
「炭火でお肉や野菜を焼いてバーベキューを楽しんだ後、そのまま焚き火に移れるのが七輪の便利なところ」なんですよね。ビールのプルタブを開ける音と共に、完璧な夜の始まりです。
とうもろこしの炭火焼きが絶品すぎた
フレッセイの地元農家さんコーナーで買った朝採れとうもろこしを丸ごと焼くと、これがもう絶品!外側は少し焦げて香ばしく、中は甘みがギュッと凝縮された感じ。「地元農家さんの野菜って、やっぱり新鮮さが違うな」と一人で感動。都内のキャンプ場では絶対に味わえない、地元民の特権ですよ。
干物も七輪で焼くと別次元の美味しさ
干物(今回はホッケ)も七輪でじっくり焼くと、皮がパリパリで中はふっくら。ガスコンロで焼くのとは明らかに違う美味しさ。酎ハイが進む、進む。
みそパンを炭火で焼く贅沢
みそパンを網で軽く焼いて、カリッとさせたのも意外なヒット。甘いみその風味が炭火で香ばしさを増して、〆のデザート代わりに最高でした。
夜景を眺めながらの一人時間が格別
「特に夜景がおすすめで、春は斜面に八重桜、夏は満天の星、秋は澄んだ森の空気が心地いい」という公式の説明通り、夜景が本当に美しい。
高崎の街の明かりを眺めながら、七輪の炭火でゆらゆら揺れる炎を見つめる時間。これぞ大人のソロキャンプの醍醐味ですね。
【寝袋なし車中泊】意外と快適だった夜の過ごし方
酔っ払った頃には夜も更けて、気温もちょうど良い感じに。車の後部座席を倒して簡易ベッドを作り、薄手の毛布をかけて就寝。
「寝袋なしで大丈夫かな?」という心配は完全に杞憂でした。
群馬の夏の夜は思ったより涼しく、毛布一枚で十分。むしろ寝袋だと暑くて寝苦しかったかもしれません。実際に利用した方も「夜中の最低気温は13℃ほどでした。予想していたよりも冷えなかったです」とレポートしています。
車中泊なので虫の心配もなく、トイレに行きたくなってもすぐに移動できる気楽さ。「これはこれでアリだな」と思いながら、街の夜景を眺めつつウトウト。
【コスパ検証】総額いくらで楽しめた?
今回のキャンプにかかった費用を計算してみました:
- キャンプ場代:1,200円(1泊2日分)
- 食材費:約1,000円(ホルモン、干物、とうもろこし、みそパン)
- 炭代:700円
- ビール・酎ハイ:600円
合計:約3,500円
居酒屋で一人飲みするより断然安い!しかも自然の中で美味しい地元食材を堪能できるなんて、コスパ最強です。
【七輪キャンプおすすめ食材】地元スーパーで買える絶品グルメ
食材 | 購入場所 | 価格目安 | 七輪で焼くポイント |
---|---|---|---|
ホルモン(豚・牛) | フレッセイ、とりせん | 100g150円 | 炭火で脂が落ちて香ばしく、酒に合う。「火加減の調整のしやすさが、七輪で焚き火をする魅力のひとつ」 |
モツ(味付き) | 各地元スーパー | 100g180円 | 焼くだけで味が決まる。群馬はモツ煮文化もあり親しみやすい |
魚の干物(アジ・ホッケ) | 鮮魚コーナー | 1尾200円 | 七輪でじっくり焼くと皮パリ&中ふっくら。遠赤外線効果抜群 |
とうもろこし | フレッセイ地元農家コーナー | 1本120円 | 丸ごと焼きで甘み爆発。朝採れ新鮮野菜の美味しさを実感 |
みそパン | フレッセイ | 1個120円 | 焼いてカリッと。地元B級グルメとして話のネタにも |
「調理道具+焚き火台がお手頃価格で手に入るというコスパの良さが、七輪最大の強み」なんですよね。特にとうもろこしの炭火焼きは、一度体験したら病みつきになること間違いなし!
【まとめ】群馬の夏は「寝袋なし七輪キャンプ」で決まり!
今回の「寝袋なし、七輪あり」キャンプは、予想以上に快適で楽しい体験でした。
群馬の自然と地元食材の魅力を再発見
改めて感じたのは、群馬の食材の豊かさ。フレッセイの地元農家さんコーナーで買ったとうもろこしの甘さ、地元で手に入る新鮮なホルモン、昔ながらのみそパン。これらを炭火で味わうことで、いつもとは違った美味しさを発見できました。
大人のソロキャンプスタイル
高価な装備に頼らず、身近にあるものでキャンプを楽しむ。これこそが群馬らしい、地に足のついたアウトドアスタイルだと思います。
600円のキャンプ場代に2,000円程度の食材・飲み物代。合計3,500円程度で一晩たっぷり楽しめるなんて、サラリーマンの小遣いでも全然余裕です。
次回への期待
今度は秋キャンプに挑戦してみたいと思います。さつまいもやきのこなど、群馬の秋食材を七輪で楽しむのも良さそう。毛布一枚では寒いかもしれませんが、それはそれで季節感を楽しめるでしょう。
群馬にはまだまだ知らないキャンプ場もたくさんあります。地元民だからこそ発見できる、隠れた名所を開拓していきたいと思います。
仕事でストレスが溜まったとき、また七輪を持ってふらっと出かけたいですね。群馬の夏キャンプ、本当におすすめです!
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