麺-1祭り!館林!で味わう全国の究極の一杯

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群馬県館林市。人口約7万人のこの地方都市が、毎年秋になると麺好きたちの聖地に変貌する🍜

2025年10月18日・19日、「麺-1グランプリ in 館林」が「麺-1祭り!館林!」として生まれ変わって開催される。ラーメン、うどん、そば、パスタ、焼きそば――全国から約30店舗が集結し、2日間でのべ7万人の来場を見込む日本最大級の麺の祭典だ。

実は館林市は「麺のまち・うどんの里」として知られている。江戸時代には館林藩が徳川将軍家にうどんを献上した記録が残り、明治時代には正田醤油(1873年創業)や日清製粉の前身である館林製粉(1900年創業)、花山うどん(1894年創業)といった、現在まで100年以上続く企業が生まれた。

良質な伏流水に恵まれ、肥沃な土壌で育つ小麦。地元産の「百年小麦」を使った麺文化が今も脈々と受け継がれている。その土地で繰り広げられる麺の頂上決戦。会場の熱気、店主たちのこだわり、そして来場者たちの真剣な眼差し。これは単なるグルメイベントじゃない。麺に人生をかけた職人たちの真剣勝負なんだ💪

「麺-1グランプリ」から「麺-1祭り!」へ

2025年10月、館林の麺文化が新たなステージへと進化する。これまで「麺-1グランプリ in 館林」として親しまれてきたイベントが、「麺-1祭り!館林!」として生まれ変わる。

開催日時は2025年10月18日(土)と19日(日)の2日間、午前10時から午後3時まで。雨天決行だから、天候を気にせず予定を組める。会場はこれまで通り館林城ゆめひろば(旧館林市役所東広場)。かつて館林城の本丸があった歴史ある場所で、両日合わせて7万人の来場が見込まれている。

主催は館林商工会議所を中心とした実行委員会で、館林市、JA邑楽館林、館林市観光協会、麺のまち「うどんの里館林」振興会などが参加。正田醤油や日清製粉といった地元の名だたる企業も協賛している。

これまでのグランプリ形式から変更され、来場者が様々な麺料理を楽しむ「飲食祭」としてリニューアル。ステージイベントも充実し、食べて、見て、楽しめる内容になっている😊

日本最大級の麺の祭典が誕生した背景

館林市が麺の街として知られるようになったのは偶然じゃない。館林周辺は、夏に多発する河川の氾濫の被害により稲作には不向きだった。そこで二毛作によって初夏に収穫を迎える小麦の生産が盛んになったんだ。

良質な伏流水に恵まれることから、うどん作りが発展。藩政時代には館林藩から幕府への献上品にもうどんが使われていたほど。地元産の「百年小麦」は、邑楽館林産100%の小麦を、館林で創業した日清製粉の協力のもと製粉し、2017年に商品化されたもの。百年以上前から続く麦の歴史と文化に敬意を表し、百年後の後世までつなぐ意志を込めて名付けられた。

そんな麺文化を背景に2011年、第1回「麺-1グランプリ in 館林」が産声を上げた。館林市の食文化をPRしようと館林商工会議所が中心となって始めたこのイベントは、回を重ねるごとに規模を拡大。関東近郊だけでなく、沖縄県名護市、静岡県焼津市、山梨県南アルプス市など、全国から麺自慢の店が参戦するようになった。

2020年からは新型コロナウイルスの影響で中断を余儀なくされたものの、2023年に第9回として完全復活🎊 2024年の第10回は記念すべき「グランドチャンピオンシップ」として、過去の入賞店を中心に約22店舗が参戦し、大盛況のうちに幕を閉じた。

会場で繰り広げられる麺の競演

館林城ゆめひろばに一歩足を踏み入れると、目に飛び込んでくるのは麺ブースがひしめき合う光景。そば、うどん、パスタ、ラーメン、焼きそば――すべてのジャンルが勢揃いし、各店が500円から700円程度の価格帯で自慢の一杯を提供している。

過去の大会では、会場中央に各店のグランプリ勝負飯の実物が並び、ここで品定めをしてから店を選ぶ来場者も多かった。昼食時のピークには人気店に行列ができ、注文から受け取りまでかなりの時間がかかることも。でもその待ち時間さえも、イベントの熱気と一体になって楽しめるんだ🔥

第9回大会では全国から38店舗が集結。館林市内の店だけでなく、佐野市、足利市、前橋市、千葉市、焼津市、小山市、南アルプス市、筑西市、鹿沼市など、まさに全国から猛者たちが参戦した。

ラーメン部門では「名古屋コーチンと羅臼昆布の極上醤油ラーメン」「淡麗塩中華18~eighteen~」「濃厚・豚骨魚介まぜそば」、うどん部門では「明太クリーム饂飩」「上州麦豚と深谷ねぎの肉ぶっかけうどん」「上州牛の炙り釜玉」、焼きそば部門では「駿河湾桜えび海鮮焼きそば」「神戸オムソバ」「富士宮やきそば」といった地域色豊かなメニューが並んだ。

パスタ部門には「沖縄Tacoスパ」「クリーミーカレー米粉麺」「ビーフサーロインステーキパスタ バルサミコ酢ソースかけ」など、創意工夫を凝らした一皿が登場した。

過去のグランプリ決定の瞬間

第9回大会では、麺料理を購入すると投票券がもらえる仕組みだった。「満足」「普通」「不満足」の3つのボックスに分かれており、自分が気に入った一杯に投票できるシステム。

グランプリに輝いたのは、鹿沼市の「白河軍鶏ラーメン 麺や鶏正」による「白河軍鶏ラーメン」。準グランプリは板倉町の「大正五年創業 上州板倉 原田製麺」が「板倉きゅうりの冷汁うどん」で獲得した。

第10回のグランドチャンピオンシップでは「らーめん 竹三 比内地鶏と羅臼昆布の極上醤油らーめん」がグランドチャンピオンに輝いた🏆 この結果を見ると、来場者たちがいかに本物の味を求めているかが分かる。流行に左右されない、職人の技術と素材へのこだわりが評価されているんだ。

来場者の生の声

30代の男性は「4年ぶりの開催を待ちわびていました。どの店も本気の一杯を出しているので、全部食べたくなりますね」と語った😊

40代の女性からは「小さな子どもからおじいちゃんおばあちゃんまで、家族みんなで楽しめるのがいいですね。明太クリーム饂飩を食べましたが、モチモチの麺が最高でした」という声が聞かれた。

50代の男性は「毎年来ていますが、年々レベルが上がっている気がします。今年は背脂トルネードのまぜそばが印象的でした」と満足げだった。

麺以外の楽しみも充実

麺-1祭りの魅力は麺だけじゃない。ステージイベントでは館林市の観光マスコットキャラクター「ぽんちゃん」やMenkoiガールズがイベントを盛り上げる。過去には横田バンドの昭和歌謡ポップスライブ、フードファイターゆりもりさんや大食いYouTuberらすかる新井さんの出演もあった。

物産コーナーでは群馬県の「里沼」の魅力を発信するブースなど、地域の魅力を再発見できる。MENKOI CAFEではドリンクメニューが充実していて、レモネードなどで一息つくこともできる☕

小さな子どもたちが楽しめるレクリエーションブースもあり、三世代で訪れても全員が満足できる内容になっている👨‍👩‍👧‍👦

地元館林の麺文化を支える名店

館林市内には麺-1祭り出場店だけでなく、日常的に愛される麺の名店が数多く存在する。

花山うどんは1894年創業の老舗で、天皇家にうどんを献上したこともある名店。日本最大級のうどんフードフェス「うどん天下一決定戦」で2014年から2016年まで3年連続優勝した実績を持つ。名物の「鬼ひも川」は幅約5センチのインパクト大の麺で、つるんとした喉ごしともっちりとした食感が特徴だ。

食事処 うどん本丸は1947年創業。館林うどんの直営店で、地元名産のナマズを使った「ナマズの天ぷら」と館林うどんのセットが人気。春はふきのとうの天ぷら、夏は冷汁うどん、秋はきのこのつけ汁、冬は煮込みうどんと、四季折々のメニューを提供している。

まゆ玉うどん もり陣は、日本で唯一の「まゆ玉うどん」を提供。良質なたんぱく質を含む「シルクパウダー」が練り込まれたオリジナルメニューで、茂林寺のすぐ近くにあり地元の人に人気だ。

佐野ラーメン系の店も多く、あっさりとした澄んだ醤油ベースのスープに、ふわふわの手打ち麺が特徴。お財布に優しい価格帯とあっさり優しい味で、子どもからお年寄りまで親しまれている🍜

アクセスと開催情報

会場の館林城ゆめひろばは、東武伊勢崎線館林駅東口から徒歩約15分。館林市役所の東側に位置する広場で、周辺には駐車場も用意されているが、混雑が予想されるため公共交通機関の利用が推奨されている🚃

開催日時

  • 2025年10月18日(土) 午前10時~午後3時
  • 2025年10月19日(日) 午前10時~午後3時
  • 雨天決行

会場 館林城ゆめひろば(群馬県館林市城町1-1)

入場料 無料

主催 第1回『麺-1祭り館林』実行委員会(館林商工会議所、館林市、JA邑楽館林、館林市観光協会ほか)

協賛 正田醤油、日清製粉ほか

麺-1祭りは単なるグルメイベントじゃない。地域の麺文化を守り、発展させていこうという熱い想いが詰まっている。全国から集まった麺職人たちの真剣勝負を、ぜひあなたの舌で確かめてほしい💪

公式サイト http://www.t-cci.jp/men1/

問い合わせ 館林商工会議所(0276-74-5121)

この記事を書いたヒト
いちごなし

諸君、私の名前は「いちごなし」という。50歳にもなってこんな名前を名乗っているのだから、相当イタい人間だと思ってもらって結構である。苺と梨が好きだからつけたというのだが、要するにネーミングセンスが壊滅的なのだ。

群馬県高崎市在住の会社員。毎朝、やる気のない足取りで車に乗り込み、同じラジオ番組を聞きながら、魂の抜けた顔で通勤している。信号待ちでは虚空を見つめ、駐車場では深いため息をつく。地方在住の典型的な中年サラリーマンの見本のような存在である。夢も希望も、とうの昔にどこかへ置き忘れてしまった。

そんな私の唯一の楽しみが、群馬のグルメだの町の雰囲気だのを「発信」することである。発信といっても、読んでくれる人はほとんどいない。いたとしても、きっと「暇な人だなあ」と思われているに違いない。それでも懲りずに続けているのだから、相当な変人である。

地元のお店で買い物をしていると、なぜか心が落ち着く。要するに、それくらいしか癒しがないのだ。50歳の太った男が、スーパーの見切り品コーナーで値下げシールを眺めながらニヤニヤしている姿を想像してみてほしい。哀れを通り越して、もはや芸術的ですらある。

群馬は面白いと言っているが、本当は自分が面白くないから、せめて住んでいる場所くらいは面白いと思い込みたいだけかもしれない。そんな自分の発見とやらに付き合ってくれる奇特な人がいたら、土下座してお礼を言いたい。

以上、人生の敗北者いちごなしの惨めな自己紹介である。

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