週末、草津へ。羽田から直行の新ルートで、カラダとココロを整える旅

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2025年10月、待望の路線が誕生した。羽田空港から草津温泉へ、週末限定の直行バスだ。

IBSアクセスライナーの新路線。片道3,500円。乗り換えなし。朝9時に羽田を出れば、午後には日本屈指の名湯に浸かれる。金曜の夜に疲れ果てたカラダを、土曜の夕方には温泉で癒せる。そんな理想的な週末が、いま現実になった。

草津温泉。自然湧出量は毎分32,300リットル以上で日本一を誇る。pH2.1という強酸性の泉質は、皮膚疾患から神経痛まで、幅広い効能を持つ。湯畑のシンボリックな風景、伝統の湯もみ、心を癒す温泉街。週末のリセット旅に、これ以上の選択肢はない。


IBSアクセスライナー【東京〜草津温泉線】の全貌

基本データ

運行開始 2025年10月4日〜
運行日 毎週土曜日・日曜日限定
運行本数 1日1往復
運賃 片道3,500円(大人・小児同額)

時刻表とルート

往路|東京→草津温泉

バス停発着時刻
羽田エアポートガーデン9:00 発
東京駅八重洲(バスターミナル東京八重洲)10:00 発
草津温泉ホテル櫻井14:00 着
喜びの宿高松/和える宿高松14:20 着
草津温泉ホテルヴィレッジ14:40 着

所要時間 約5時間40分(羽田〜草津温泉ホテルヴィレッジ)

復路|草津温泉→東京

バス停発着時刻
草津温泉ホテルヴィレッジ15:40 発
喜びの宿高松/和える宿高松16:00 発
草津温泉ホテル櫻井16:20 発
東京駅八重洲(バスターミナル東京八重洲)20:40 着
羽田エアポートガーデン21:20 着

所要時間 約5時間40分

この路線の3つの強み

羽田空港からダイレクトアクセス
飛行機利用者にとって、これ以上ない利便性。地方からの旅行者も、到着ゲートから温泉まで、スムーズな動線で移動できる。

主要ホテルに直接停車
草津温泉の人気宿に直行。重い荷物を抱えての移動から解放される。チェックインまでの無駄な時間が消える。

週末トリップに最適な時間設定
朝9時出発で14時40分着。温泉街の散策も、早めの入浴も可能。帰りは15時40分発。ゆっくりチェックアウトしても余裕で間に合う。

予約方法

ハイウェイバスドットコムで予約可能
乗車日の2か月前から予約開始
オンライン決済・コンビニ決済に対応
スマホ画面提示で乗車できる

🔗 ハイウェイバスドットコム公式サイト


草津温泉|自然湧出量日本一の実力

温泉の基本スペック

泉質 酸性・含硫黄-アルミニウム-硫酸塩・塩化物温泉
pH値 約2.1(湯畑源泉)
自然湧出量 毎分32,300リットル以上(日本一)
泉温 約50〜96度

pH2.1。これがどれほど強烈か。レモン汁並みの酸性度だ。1円玉を1週間浸ければ溶けて消える。5寸釘なら10日でボロボロになる。この強酸性が、殺菌効果を生む。浸かればわずか10分で皮膚表面が滅菌される。「草津の湯は万病に効く」。江戸時代から言い継がれてきた言葉には、確かな科学的裏付けがある。


必見スポット|草津温泉の見どころ7選

1. 湯畑

草津温泉のシンボル

毎分約4,000リットルの温泉が湧き出る、圧巻の景観。木製の湯桶がずらりと並び、湯の花を採取する。立ち上る湯けむり。何度見ても飽きない光景だ。

夜になればライトアップされ、昼とはまったく違う表情を見せる。幻想的な空間。周辺には無料の足湯もあり、散策の休憩にちょうどいい。

アクセス 草津温泉バスターミナルから徒歩5分
入場 無料・24時間開放
足湯 あり(無料)

2. 熱乃湯|湯もみショー

草津温泉の伝統文化を体験

熱い源泉を大きな板でかき混ぜ、適温に冷ます「湯もみ」。草津節に合わせた湯もみショーは、1日6回開催される迫力のパフォーマンスだ。

「チョイナ、チョイナ」の掛け声とともに繰り広げられる伝統芸能。温泉街ならではの風情を、五感で味わえる。

営業時間 9:30、10:00、10:30、15:30、16:00、16:30(1日6回公演)
料金 大人700円、小学生350円
湯もみ体験 日曜・月曜のみ(11:30〜13:00、最終受付12:50、体験料300円)

3. 西の河原公園

温泉が湧き出す不思議な空間

草津温泉の西端に位置する、上信越高原国立公園の特別地域。園内のいたるところから温泉が湧き出し、湯けむりが漂う。幻想的な風景が広がる。

遊歩道を散策しながら、四季折々の自然を満喫できる。無料の足湯スポットも点在。夜はライトアップされ(日没〜22時)、ロマンチックな散歩コースに変わる。

アクセス 湯畑から徒歩10分
入園 無料
ライトアップ 日没〜22:00

西の河原露天風呂

公園の奥には、500㎡の広大な露天風呂。開放感は抜群。草津の自然を360度パノラマで楽しめる。

営業時間 7:00〜20:00(4月〜11月)、9:00〜20:00(12月〜3月)
料金 大人800円、子供400円
設備 男女別・更衣室あり

4. 裏草津エリア

湯畑から徒歩5分の新スポット

観光客で賑わう湯畑周辺とは対照的な、落ち着いたエリア。2020年代に入って整備が進み、新しい魅力が続々と誕生している。

高台広場
階段状の芝生広場から、草津温泉街を一望。昼は開放的、夜はライトアップで幻想的。24時間無料で利用可能。

漫画堂
1万冊以上の漫画が読み放題。木造二階建ての開放的な空間で、時間を忘れてのんびりできる。

顔湯・手湯
地蔵源泉の蒸気を浴びる、温泉スチームサウナ。箱の中を覗き込むと、顔に温泉の蒸気が当たる仕組み。足湯や手湯も点在し、全身で草津の温泉パワーをチャージできる。

5. 共同浴場めぐり

草津温泉には、それぞれ異なる源泉を使った共同浴場が点在。外湯めぐりで、源泉の違いを楽しめる。

白旗の湯
草津で最も白濁しやすい白旗源泉。美しい乳白色の湯に浸かれる。

千代の湯
湯畑源泉を使用。こぢんまりとした共同浴場。

地蔵の湯
やや白濁した地蔵源泉。足湯の利用も可能。

御座之湯
江戸から明治時代の共同湯を再現した日帰り温泉施設。湯畑源泉と万代源泉の2種類を楽しめる。

料金 無料〜800円(施設により異なる)
営業時間 施設により異なる

6. 草津白根山

エメラルドグリーンの火口湖「湯釜」

神秘的な色合いの湯釜は、フォトスポットとして大人気。周辺にはハイキングコースも整備されている。

※火山活動の状況により、立入規制がかかる場合がある。事前確認を忘れずに。

7. 草津温泉スキー場

冬はスキー、夏はアクティビティ

冬季は多彩なコースでスキー・スノーボードを楽しめる。グリーンシーズンには、巨大ブランコ「SKY-SWING」や、ジップライン「BanZip TENGU」などのアクティビティが人気だ。

営業期間 12月中旬〜3月下旬(冬季)、4月中旬〜11月上旬(グリーンシーズン)
アクセス 草津温泉から無料シャトルバス約5分


草津温泉グルメ|食べ歩き&名物料理

温泉まんじゅう

草津の定番スイーツ

黒糖を使った「茶まんじゅう」が定番。あんこがたっぷり詰まった、素朴な味わい。

松むら饅頭 弾力ある粒あんが特徴。バラ売りあり。
本家ちちや 湯畑店では蒸したてが楽しめる。白まんじゅうも人気。
山びこ もちもちとした皮が魅力。行列必至の人気店。

釜めし

草津の清らかな水で炊き上げる

注文後約20分で炊き上がる、出来立ての釜めし。

いいやま亭
📍 湯畑から徒歩3分
⭐ 人気メニュー:舞茸釜めし 1,320円、花いんげん釜めし

ホクホクとした花インゲン豆と栗を入れて炊いた釜めしは、草津ならではの味わい。舞茸の香りが立ち込める「舞茸釜めし」も絶品。

そば

信州に近い立地を活かした名物

柏香亭
手打ちそばと舞茸の天ぷらが人気。喉越しの良いそばに、少し甘めのめんつゆが絶妙だ。

そば処わへい
📍 西の河原通り
⭐ 人気メニュー:舞茸天ざるそば

毎朝六合村から届く舞茸の天ぷらは、香り豊かでジューシー。人気店のため、行列覚悟で。

三國家
📍 湯畑から徒歩5分
⭐ 名物:三國そば(2.5人前)

つけ汁は鴨肉とネギの「都汁」がおすすめ。ジューシーな鴨肉と甘みのあるネギが、そばを引き立てる。

上州牛グルメ

群馬が誇るブランド牛

朝ごはん午後ごはんYAMAIRO
📍 湯畑から徒歩7分
⭐ 名物:上州牛といくらの贅沢ひつまぶし

上州牛のランプ、イチボなどの部位に、いくらをのせた逸品。伝統料理をアレンジした、新感覚の一品。

洋風レストランどんぐり
📍 湯畑から徒歩7分(登り坂)
⭐ 名物:どんぐり風ハンバーグ

マッシュルームやタマネギ、人参などの野菜がたっぷりの濃厚デミグラスソース。木の温もりを感じる店内で、本格洋食が楽しめる。

食べ歩きグルメ

湯上がり上州牛まん
📍 西の河原通り

全国トップクラスの和牛、上州牛を贅沢に使用。ホカホカの生地に、濃いめの味付けの上州牛。ボリューム満点で、ランチ代わりにも。

串ぬれおかき
📍 寺子屋本舗 草津店

焼き鳥のような見た目の、ユニークなおせんべい。しっとりとした食感は、おかきというよりお餅に近い。甘口醤油・マヨネーズ・一味など、味のバリエーションも豊富。

あげまんじゅう
温泉まんじゅうを揚げた新感覚スイーツ。揚げたての衣の香ばしさが、餡の甘さを引き立てる。1個から購入可能。

草津温泉プリン
📍 湯畑周辺
⭐ 名物:夜の湯畑プリン

地元群馬県の榛名牛乳を使用。バニラビーンズで香りを加えた、なめらかな食感。ブルーのジュレを乗せた「夜の湯畑プリン」は、フォトジェニックで人気。


アクセス比較|東京→草津温泉

🚌 IBSアクセスライナー(NEW!)

所要時間 約5時間40分
料金 片道3,500円〜
特徴 週末限定・乗り換えなし・主要ホテル直結

🚃 特急「草津・四万」

所要時間 約3時間(上野〜長野原草津口+バス)
料金 片道約6,080円〜
特徴 乗り換え1回・平日も運行

🚄 新幹線

所要時間 約2時間30分〜(東京〜軽井沢+バス)
料金 片道約7,000円〜
特徴 最速・乗り換え必要

🚙 車

所要時間 約3時間
料金 ガソリン代+高速代
特徴 自由度高い・冬季はスタッドレスタイヤ必須


1泊2日モデルコース|週末温泉旅

1日目|土曜日

9:00 羽田エアポートガーデンまたは東京駅出発
バスで移動(車内で仮眠も可能)

14:40 草津温泉到着
ホテルにチェックイン、荷物を預ける

15:30 湯畑散策スタート
まずはシンボルの湯畑へ。写真撮影&足湯でリラックス

16:00 熱乃湯で湯もみショー鑑賞
草津の伝統文化を体験

17:00 西の河原通りで食べ歩き
温泉まんじゅうや串ぬれおかきを堪能

18:30 ホテルに戻って温泉
夕食前に一風呂

19:30 夕食
宿の料理または周辺のレストランで

21:00 ライトアップされた湯畑を散策
幻想的な夜の温泉街を楽しむ

22:00 ホテルで就寝

2日目|日曜日

7:00 早起きして朝湯
共同浴場めぐりに挑戦

8:30 朝食
宿の朝食で元気チャージ

10:00 西の河原公園を散策
のんびり温泉公園を歩く

11:30 裏草津エリア探索
高台広場から温泉街を一望

12:30 ランチ
釜めしまたはそばで〆

14:00 お土産購入
温泉まんじゅうや草津ガラス製品を

15:40 草津温泉出発

21:20 羽田エアポートガーデンまたは東京駅到着


旅行のお役立ち情報

ベストシーズン

8月 草津温泉感謝祭。草津最大のイベント。
10月 紅葉シーズン。美しい秋の景色が広がる。
12月〜3月 雪景色と温泉のコントラストが絶景。スキーも楽しめる。

持ち物チェックリスト

📌 タオル 共同浴場や足湯で使用
📌 歩きやすい靴 温泉街は坂道が多い
📌 防寒具 標高が高く、夏でも朝晩は冷える
📌 カメラ 湯畑や風景の撮影に

お得情報

湯めぐり手形 共同浴場をお得に巡れるチケット
浴衣レンタル 温泉街を浴衣で散策できるサービス
早期予約割引 宿泊施設は早めの予約がお得

混雑回避のコツ

✓ 平日は比較的空いている(バスは週末のみ運行)
✓ ランチタイムは11時台の早めの入店がおすすめ
✓ 人気の湯もみショーは開演30分前に到着して席を確保

草津温泉の注意点

泉質が強酸性
pH2.1の強酸性。肌の弱い方は入浴時間を短めに。金属アクセサリーは外しておこう。

坂道が多い
温泉街は坂道が多い。歩きやすい靴必須。

共同浴場の営業時間
施設によって異なる。事前確認を忘れずに。

食べ歩き店の営業
平日は休みの店が多い。週末の訪問がおすすめ。


まとめ|週末は草津温泉でカラダとココロを整える

IBSアクセスライナーの新路線開設で、週末の草津温泉旅行が劇的に手軽になった。羽田空港や東京駅から、乗り換えなしで主要ホテルまで直行できる。この利便性は大きい。

日本三名泉のひとつ、草津温泉。毎分32,300リットル以上という圧倒的な湧出量。pH2.1の強酸性という高い泉質。そして温泉街ならではの風情。湯畑のシンボリックな風景、伝統的な湯もみ文化、美味しいグルメ。何より、心身を癒す良質な温泉。

週末を利用した1泊2日の小旅行に、これ以上ない選択肢だろう。仕事の疲れを癒し、心をリセットする。そんな贅沢な時間が、片道3,500円から手に入る。

次の週末、草津温泉でカラダとココロを整えてみてはどうだろうか。


予約・公式サイト

IBSアクセスライナー予約
ハイウェイバスドットコム
※乗車日の2か月前から予約可能

草津温泉観光情報
草津温泉観光協会公式サイト「湯Love草津」

高速バス比較予約
高速バスドットコム


記事作成:2025年10月
情報は記事作成時点のものです。最新情報は各公式サイトでご確認ください

この記事を書いたヒト
いちごなし

諸君、私の名前は「いちごなし」という。50歳にもなってこんな名前を名乗っているのだから、相当イタい人間だと思ってもらって結構である。苺と梨が好きだからつけたというのだが、要するにネーミングセンスが壊滅的なのだ。

群馬県高崎市在住の会社員。毎朝、やる気のない足取りで車に乗り込み、同じラジオ番組を聞きながら、魂の抜けた顔で通勤している。信号待ちでは虚空を見つめ、駐車場では深いため息をつく。地方在住の典型的な中年サラリーマンの見本のような存在である。夢も希望も、とうの昔にどこかへ置き忘れてしまった。

そんな私の唯一の楽しみが、群馬のグルメだの町の雰囲気だのを「発信」することである。発信といっても、読んでくれる人はほとんどいない。いたとしても、きっと「暇な人だなあ」と思われているに違いない。それでも懲りずに続けているのだから、相当な変人である。

地元のお店で買い物をしていると、なぜか心が落ち着く。要するに、それくらいしか癒しがないのだ。50歳の太った男が、スーパーの見切り品コーナーで値下げシールを眺めながらニヤニヤしている姿を想像してみてほしい。哀れを通り越して、もはや芸術的ですらある。

群馬は面白いと言っているが、本当は自分が面白くないから、せめて住んでいる場所くらいは面白いと思い込みたいだけかもしれない。そんな自分の発見とやらに付き合ってくれる奇特な人がいたら、土下座してお礼を言いたい。

以上、人生の敗北者いちごなしの惨めな自己紹介である。

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