群馬に紅葉前線が下りてきました🍁
北毛の標高2,000mから東毛の渓谷まで、約2ヶ月にわたって錦秋のグラデーションを楽しめるのが群馬の魅力です。県内では北毛や標高の高い山々の山頂から色づき始め、東毛の平地まで長期間楽しめます。
今回は、ロープウェイで空中散歩ができる丸沼高原、奇岩と紅葉のコントラストが美しい妙義山、トロッコ列車で渓谷美を満喫できるわたらせ渓谷鐵道の3つのスポットをご紹介します✨
丸沼高原|標高2,000mから眺める天空の紅葉🚡
片品村のレジャー施設「丸沼高原」は、群馬県内でいち早く紅葉を迎えるスポット。
日光白根山ロープウェイに乗れば、標高1,400mの山麓駅から2,000mの山頂駅まで、約15分の空中散歩を満喫できます。
ゴンドラタイプの8人乗りキャビンには天窓と扉窓があり、高原のきれいな空気を入れながら移動できるのが魅力です🌿
紅葉の見頃と料金💰
見頃の時期
- 山頂駅周辺:9月下旬〜10月上旬
- ロープウェイ乗車中:10月上旬〜中旬
ロープウェイ料金
- 大人:2,500円(往復)
- こども:1,000円(往復) ※こどもは小学生まで、未就学児は家族同伴に限り無料
実際に訪れた方の声👥
30代の方は「ロープウェイの途中から見える景色がとてもよく、気持ちよかった。犬を連れて行ったのですが、ゲージも貸し出してくれて同乗できるという、なんともうれしいサービス」と評価しています🐕
また、別の方からは「紅葉バッチリど真ん中!」という声も。
一方で、強風時は注意が必要です。50代の方からは「強風で減速運転となっていて、頂上まで、とても時間がかかりました。安全運転なのは、よいことだと思いました」という体験談がありました⚠️
標高が高いため、紅葉シーズンは10月上旬ごろに混雑します。時間に余裕を持って訪れましょう。
アクセス・問い合わせ📍
アクセス
- 車:関越自動車道沼田ICから約50分
- 駐車場:無料駐車場あり
問い合わせ
- 電話:0278-58-2211
- 公式サイト:https://www.marunuma.jp/green/
妙義山|奇岩と紅葉が織りなす圧巻の景観⛰️
上毛三山のひとつ、妙義山。荒々しい岩壁の山容が特徴的で、国の名勝に指定されています。
日本三奇勝に数えられるこの山は、秋になると険しい岩肌と色づく樹木のコントラストが美しく、「もみじに映える妙義山」と上毛かるたにも詠まれています🍂
標高別の紅葉の見頃📅
妙義山は標高差があるため、場所によって見頃が異なります。
- 山頂(1,100m付近):10月下旬
- 石門(800m):11月初旬
- 中腹(600〜700m):11月上旬〜中旬
- 妙義神社付近(400〜500m):11月中旬〜下旬
全体としては、10月末〜11月中旬が見頃です✨
妙義ふるさとマルシェ(2024年開催情報)🎪
2024年11月4日の「妙義山の日」に、富岡市妙義ビジターセンターで「第4回妙義ふるさとマルシェ」が開催されました。
紅葉をまとった妙義山を望みながら、キッチンカーや地元の飲食物、雑貨類の販売、ワークショップなど約60店舗が出店。紅葉シーズンの妙義山を楽しむイベントとして人気を集めています。
2025年の開催情報は公式サイトをご確認ください。
妙義ビジターセンター🏛️
2023年夏にリニューアルオープンした妙義ビジターセンターには、妙義山の大型立体模型やパネル展示があり、自然や歴史をわかりやすく解説しています。
館内の「山カフェ妙義」では、富岡市の新グルメ「富岡クレープ」を楽しめます☕
開館時間
- 9時〜17時(最終入館16:30)
- 休館日:月曜日(祝日の場合はその翌日)、年末年始
実際に訪れた方の声👥
ある登山者は「奇岩怪石の妙義山には、自然の造形美ともいえるアーチ状の石門群があり、赤や黄の樹木の色と数多くの岩肌のコントラストが美しい」と感動を語っています。
ただし、紅葉シーズンの土日祝日は大変な混雑が予想されます。静かに紅葉を楽しみたい場合は、平日に訪れるのがおすすめです💡
妙義山パノラマパーク内にある日帰り温泉「妙義ふれあいプラザ妙義温泉もみじの湯」では、露天風呂から紅葉を眺めることができます♨️
アクセス・問い合わせ📍
アクセス
- 車:上信越自動車道松井田妙義ICから約5分
- 駐車場:道の駅みょうぎ駐車場など利用可能
問い合わせ
- 妙義ビジターセンター:0274-73-2585
- 参考サイト:富岡市観光サイト「しるくるとみおか」
わたらせ渓谷鐵道|トロッコ列車で満喫する渓谷美🚃
群馬県桐生市と栃木県日光市を結ぶ、全長44.1kmの絶景ローカル線。渡良瀬川沿いを蛇行しながら走るため、国道からは見られない渓谷美を車窓から楽しめます。
紅葉の見頃とおすすめ区間🍁
見頃の時期
- 全線:10月下旬〜11月下旬
おすすめ区間
- 本宿駅〜水沼駅間(こじせ渓谷):川面に映る紅葉が美しい
- 沢入駅〜原向駅間:白いみがけ石と真っ赤な紅葉、エメラルドグリーンの川面のコントラストが鮮やか
起点の桐生駅と終点の間藤駅では標高差が約550mあるため、約1ヶ月間、場所によって異なる錦のグラデーションを楽しめます✨
トロッコ列車の種類🚂
10月中旬〜11月は窓ガラスのないオープンタイプのトロッコ列車が増便され、ほぼ毎日運行しています。
トロッコわっしー号
- わたらせ渓谷鐵道のキャラクター「わ鐵のわっしー」をモチーフにデザイン
- 運行区間:桐生駅〜間藤駅
- オープンタイプのトロッコ車両のみで走行
トロッコわたらせ渓谷号
- ディーゼル機関車が4両の客車を引っ張るスタイル
- 運行区間:大間々駅〜足尾駅
- オープンタイプと窓ガラス付き普通車両2両ずつで運行
乗車方法と料金💰
トロッコ列車に乗車するには、2種類のきっぷが必要です。
必要なきっぷ
- 乗車券(運賃):乗車区間に応じた料金
- トロッコ整理券(料金):大人520円・小児260円
トロッコ整理券の購入場所
- わたらせ渓谷鐵道のホームページ(運転日1ヶ月前の午前11時より)
- 相老駅・大間々駅・通洞駅の各駅
- JTB各支店、東武トップツアーズ各支店、日本旅行各支店、近畿日本ツーリスト各支店
- 東武日光駅と鬼怒川温泉駅のツーリストセンター
- ローソン、ミニストップ各店
紅葉シーズンや連休は当日分が満席になることが多いため、事前購入がおすすめです💡
実際に訪れた方の声👥
ある利用者は「窓がないので、渡良瀬川の自然を大満喫。夕焼けも綺麗だった」と満足しています🌅
一方で、トンネル内では注意が必要という声も。「トンネル内では、屋根付近のイルミネーションが点灯します。綺麗なんですが、強い風が吹き抜けるのと、耳を突き裂く轟音が響き渡ります。ちょっと見て満足したら乗客は隣の普通の車両に一斉待避してました」という体験談があります。
また、寒さ対策も必須です⚠️ある訪問者は「日が傾いてきて、気温は10℃ほどしかありません。寒い」とコメントしています。防寒着を忘れずに!
水沼駅には温泉施設が併設されているため、トロッコ列車の旅の締めくくりに立ち寄るのもおすすめです♨️
アクセス・問い合わせ📍
所要時間
- 桐生駅から間藤駅まで約1時間30分
問い合わせ
- わたらせ渓谷鐵道 本社:0277-73-2110
- 公式サイト:https://www.watetsu.com/
まとめ:群馬の紅葉を最大限に楽しむために🍂
群馬の紅葉は標高差を活かし、9月下旬から11月下旬まで約2ヶ月間楽しめます。
スポット選びのポイント
- 9月下旬〜10月上旬:丸沼高原の山頂駅周辺
- 10月上旬〜中旬:丸沼高原のロープウェイ乗車中
- 10月下旬〜11月中旬:妙義山
- 10月下旬〜11月下旬:わたらせ渓谷鐵道
見頃は天候により変わる場合があるため、お出かけ前に各施設の公式サイトで最新情報を確認しましょう✅
北から南へ、高地から低地へと移り変わる紅葉前線を追いかけながら、群馬の秋を満喫してください🍁
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